福岡の隠れた名店『海専松魚』で堪能する海鮮ディナーが最高すぎました

こんにちは、よりみちです。

魚料理といえば久留米ですね（突然の語り）

とはいえ、魚が美味しいお店なんてどこにでもある街なのでそんな中でも、仕事が丁寧で大人デートやちょっとした会食に使いたいお店を今日はご紹介させていただきます。

こういうお店知ってたらちょっとドヤれる「海専松魚」(久留米市)

ということでやってきたのは久留米市東町。

この前ご紹介した「KUSUMI」のすぐ隣にあるお店でして、お互いハシゴしてもいいかもしれませんね。

外観はちょっぴりお高いお店みたい。

派手な看板もないし、青い暖簾とすしの旗。「そうそうこういうお店がいいんだよ」なんて思うけどなかなか入るのに勇気がいると思うので今日は先に僕が潜入してきたいと思います。

あれ、店内は思ったよりも少し派手かも。

もっとカウンターがスッと伸びてて、薄暗い店内に強面の大将がむすっと立ってて「一見さんお断りだよ」みたいなイメージでした（偏見

ちなみに一番奥は座敷席になってました。

お子様連れもたまに来られるんだとか、でも流石に小学生以上がいいかもしれませんね。

どうやらここのお店はマグロ料理に力を入れてるみたいなので

マグロメインで注文していきましょうか。それでは、気になったものを頼んでみます。

そっと置かれたのは「フグ皮の煮凝り」

お通しでこれが出てくるんだもの、一気に期待が高まってきますねぇ。

上品な出汁の香りにコリッとしたフグ皮がなんともいえません。

お酒が飲めるなら絶対日本酒が合うと思います。

まずは希少部位『頬肉刺身(1,250円)』から。

見てください、佇まいはまるで宝石ですね。

そのまま食べても美味いんですよ。

口に入れた瞬間に溶けるような脂の上質な口溶け。本来マグロのカマ、いわゆる頭の部分は捨てられたりするんですって。

たまにスプーンでほじって食べてねみたいなお店はあるけどこんな丁寧に出すお店があるとは。

これ、醤油でいくなら絶対美味しいでしょうね。

期待通りの美味しさで思わず泣きそうになりました。

大トロよりもこっちの方が絶対美味しいのになんでもっと他のお店で食べられないのかほんと不思議です。

『松魚極刺盛(一人前2,200円)』がこちら。

もう和食というより、洋食みたいな華やかな演出もたまりませんね〜。

１つ１つにしっかり仕込みをされてて、ただ新鮮なだけじゃないんだと。

脂がしっかり乗ってる魚はワサビをこれだけたっぷり塗っても全く辛くならないんですよ。

これはぜひ体験してみてほしいなぁ。めっちゃ感動するはず。

たこのぷりっとした食感たらもう…

噛めば噛むほど旨味が溢れてきますねぇ。

海の贅沢を詰め込んだような一皿に、見た目も華やかで気分もどんどん上がってきます。

そういえば食べたことない『喉肉のステーキ(1,350円)』

マグロの喉の肉？なんだか不穏な響きですけども、どんな味なんでしょう。

うひゃーめっちゃ不思議。

見た目はステーキなのにしっかりお刺身、爽やかなソースのさっぱり感でどんどん進んでいきます。

ほんとお酒が飲めたらなぁ。

おつまみにどんどんお酒が進んじゃいそうな味です。濃すぎず大人のおつまみ感が素敵な一皿。

続きまして『頭肉のレアカツ(1250円)』、またしても何それって部位が出てきましたけどそれがカツになってるなんてどんな味なのか全く想像もつきません。

自家製のタルタルをたっぷりかけてっと。このタルタルも十分美味しいんですけども

たは〜こりゃ絶品だ。

みたらわかるこの絶妙な火加減。中はしっかりレアなのに周りはサックサク。

お箸で持つと中の刺身も絶妙に脂でテカってきて癖もなく上品に口の中に広がっていきますねぇ。

さぁ、そろそろ締めに入りましょうか。

『カマトロの握り四貫(1800円)』、全く飾りを使わず寿司で魅せるのは余程の自信がないとできないですからね。

しかもなんですか、カマトロって。聞いたことない部位使いすぎてて緊張するじゃないですか。

こりゃ究極のマグロ寿司だ

今日から大トロでドヤってる寿司通の人が居たら「カマトロの握り食べたことある？」ってマウント取れるやつです。（性格悪

黒酢を使ったシャリにカマトロ、上の飾り切りにうっすら醤油が塗られててまさに職人技。

この一貫にどれだけの技術が詰められてるか語り出すと夜が明けそう。

入ってみた感想ですが、期待通りのクオリティで行けば絶対満足すること間違いなし。

店員さんも静かに寄り添ってくれるような優しい方々で、良い意味で距離をとりつつしっかり気を利かせてくださる素敵なお店でした。

ぜひ一度行ってみてくださいね！それではまた次のお店もお楽しみに！

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