【堀留】あの呼子の烏賊が柳川の焼き鳥屋で食べられるなんて嬉しすぎません？

※閉店されてました

今回は柳川市にある「焼き鳥屋　堀留」をご紹介します

柳川のゆめモールの近くの通りにある焼き鳥屋さんなんですがずっとこの看板が気になってました

活き魚と烏賊が泳ぐ焼き鳥店

もう情報が渋滞してて全くわかりません

怪しいお店なのかと思いきや

Googleの口コミは4.３の高評価

ネットで検索しても一向に情報が出てこない

こうなれば突撃して情報を入手するしかないでしょ

ということでいざ出発！

お店の外観はこんな感じ

佇まいは昔ながらの居酒屋さんみたいな雰囲気がするこちらのお店

あ、すみません。ここは焼き鳥やさn・・

あ、居酒屋の提灯が灯ってますね

居酒屋さんなのかもしれません

細かいのは気にしないスタイルなんでしょうか

こういう表の看板は素敵ですね

なんかこじんまりとした居酒屋さんっていいなぁ

扉を開けたら大きな水槽が出迎えてくれました

あ、烏賊がいない。。

くそぅ、烏賊が食べたかったのに。

焼き鳥は好きなのでもう今日は焼き鳥パーリィにします

いざ着席

座ってすぐにお通しがやってきました

ここのお通しもキャベツか

なんか焼き鳥屋さんってほぼ100%キャベツのお通しが出てきません？

なんでなんだろうと思って調べてみました

しかもこの風習って元々は福岡の博多発祥なんだとか

九州のいろんな焼き鳥屋さんがお通しでキャベツを出すようになったきっかけのお店のお話を見つけたのでこちらをご覧ください」

こんな歴史もあるんだなぁと

キャベツを見ながら思いを馳せてみてもいいかもしれません

そんなこんなでメニューを見てみましょうか

メニューはこんな感じ

メニューを見てみると焼き鳥だけでなく鉄板メニューや魚料理も結構豊富なんですな

これは楽しみが湧いてきました

そしてこういう個人のお店の醍醐味でもある

本日限定メニュー

これもみていきましょうね

あれ！？

一番上に呼子の烏賊あるじゃん！

ダメもとで聞いてみたら別の場所にいるそうで

一気にテンション上がりましたね

ということで気になったものを色々注文しました

呼子の烏賊はもう流石です

サイズが少し小さめでしたがその分金額も少し安め。

食べられないよりは全然いいのよ

新鮮な証拠にゲソの部分がぴちぴち動いてておいしそう

さぁ、いよいよ呼子のイカを実食します

まずは醤油をつけずに塩のみで。

濃厚でとろけるような甘味すら感じるこの烏賊。

新鮮じゃないと味わえませんね

もう感動しかないんですけど

ここの醤油は刺身醤油を使用されてるのか少し甘め

それがまた烏賊のおいしさを引き立ててますね

一生これ食べていたいくらい好きだなぁ

焼き鳥も到着しました

砂ずりと鳥キモは鉄板なんです

焼き鳥にはこだわりがある私ですが今回はあえて大将のオススメに身を任せてみました

豚バラエノキってなんでこんなに美味しいんだろ

これ考えた人天才なんじゃなかろうか。

でもたくさん食べちゃうとお腹いっぱいになるから程々にしときます

おつまみメニューの到着です

さてさて、牛すじポン酢がきましたね

これはコリコリパターンかとろとろパターンか

どちらでも好きですがこれはどっちかな？

トロトロのパターンでしたね

こんなに形を保ちつつトロトロに仕上げるのは

かなり気を使う作業なんです

きっと厨房のあの笑顔の大将の裏では

ものすごい苦労と研究があるんでしょう

ぼんじり炒めがやってきました

予想を超える見た目のこのぼんじり炒め

味付けがまた優しくて箸が進むんですねぇ

これはまた少しピリ辛でお酒が進みそうな味付け

しかも一つ一つが大きい

これだけで女性はお腹貯まるんじゃないかな

隣の席の女性も食べてましたがやはりその大きさにびっくりされてました

あなたはお気づきだろうか

さて、ここまで読んでくださったあなたは気づきましたでしょうか

先ほど載せてたメニューの中で一つだけ異彩を放つ存在を。

私はもうこのネーミングセンスに脱帽しました

もうね、この名前を見たら頼まずにはいられません

やぶれだし巻き卵

この名前を見てあなたは何を想像しました？

だし巻き卵を破るってどういうこと？

やぶれって方言とか？

色々考えたけど見た方が早いから注文しました

入店してすぐ注文したけど40分経過した今もきてない

これはかなり手間のかかる料理なのか！？

だし巻き卵ってすぐできる料理の一つなんだけどな

これが破れだし巻きだ

え、ちょっと待って。

めっちゃ見た目が面白いんですけど

どうフォローしようか悩むほどの見た目

正直昔駆け出しの料理人でだし巻き卵を練習してた頃の自分を思い出す見た目

え、どう見ても失敗作だよな。。？

いや、これはこれで正解なのか？

もうね動揺が隠せんのですよ

他の料理のクオリティが高いだけに

この料理だけあえてこのフォルムなのか？

でも、文句は言えないんです

やぶれだし巻きだから

そう、ただのだし巻き卵なら文句は言える

でもこれは破れだし巻き

あえて破られてるんじゃなかろうか

そんなこんなで食べてみましょうか

味は美味しいんかい。

このお店面白いなぁ

厨房にいるの弟子さん？息子さん？が見習いで作ってるとかかな

でもこういう遊び心好きよ

そして遂に待ち侘びたのがこれ。

このタイミングでサラダが来た

料理は全部一番最初に注文してるんだけど

最後の方でやってくるのね

でもこのサラダのベーコンは絶妙なカリカリ具合

そしてドレッシングは旨し

なんか料理を提供するタイミングというか順番というか

クオリティも含めてなんか面白い店です

忘れた頃にやってきた

イカゲソを天ぷらにしてくれたんです

この呼子のイカを最後まで堪能できるのは嬉しい

これはぜひ塩で食べるのがオススメです

このお店の店内には地元の常連さんたちの楽しそうな声が

いい雰囲気を作ってます

ここはレストランじゃない

居酒屋であり、焼き鳥屋であり、生き魚と烏賊が泳ぐ店なんだ

もう細かいことはいいんです

美味しいのは確かなんだから

色々細かいツッコミどころはあるものの

たまにはこういうお店もいいかもしれません

地元の人に愛される大将の人柄は

瑣末なことは気にならなくなるほどの魅力で溢れてます

少し片田舎にあるこの小さな居酒屋さん

ドラマの深夜食堂みたいなあったかいお店を探してる方にオススメのお店でした