海外で修行した一流シェフが作る本格タイ料理を『AROI』で堪能しませんか?@福岡・筑後

次の休みどこ行こう?近くにいいお店ないかな?
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こんにちは、よりみちです。

ここ最近、暑くなってきましたがそんな時なぜか食べたくなるのが

辛い料理だったりしませんか。

辛い料理といえば韓国料理も候補に上がりますが、今回はタイ料理を食べてみたくて。

調べてみると、筑後市で3月にひっそりオープンした本格タイ料理のお店を見つけました。

ここのオーナーシェフは元々、10年以上海外の一流ホテルで修行し、しかもそこでシェフを勤めてたお墨付きの腕前。

そんなすごい方が筑後市で夫婦でお店をされてるだと・・・

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目次

本格タイ料理をランチで楽しめるアットホームなお店『AROI』(筑後市山ノ井)

実はタイ料理に私はあまり馴染みがありません。

知らずに食べたりはあるんでしょうけどね。

最近韓国料理のお店へ行ったばかりなんですが

今回は一流シェフがつくるタイ料理。

やっぱり高級店かな?どんなお店なんだろう?

それとも敷居が高い感じ?

そう思ってついたお店の外観はこちら。

えっ、めっちゃ素朴。

なんか親近感しかない。

ちなみに道路沿いのこのスペースは駐車場です。

右手側に入り口があるので遠慮なく目の前に停めてください。

ワクワクするなぁ。タイ料理と聞いて馴染みなさすぎて期待しかないです。

こちらからお店に入ってみると、雰囲気が一気に変わります。

終始アットホームな雰囲気で一人でも楽しめそう

お一人様でも安心して利用できるカウンターがありました。

なんだろう、少し異国情緒を感じるのは先入観からでしょうか。

ん?ココナッツミルクの缶が大量に。。

あ、勘違いじゃないです。

やっぱりどうやら本場タイのお店のオーラを放っております。

なんとなくアジアンテイストな感じですが、ホールを担当されてる奥様の柔らかな接客で一気に緊張が解けていきました。

テーブル席もあるので複数での利用でも楽しめそうですね。

ちなみにオーナーシェフのジョシュ・ハートランドさんは、お一人で調理されてますが提供のたびに話しかけてくださるほど、とても気さくな方でした。

日本語は少し話せるくらいですが奥様が間に入って翻訳してくださる姿がなんだか微笑ましくて

もうすでに半分ファンになり始めてました。なんか応援したくなるお店だなぁって感じ。

それではメニューを見ていきましょうか。

タイ料理に馴染みはないけど大丈夫かしら?

そんな疑問をお持ちのそこの奥様。

ご安心ください。馴染みがないと絶対わかりません。

『トムヤムクン』(1300円)くらいは流石にわかりますが『トムカーガイ』(1200円)とか聞いたこともないです。

このメニューを見た瞬間にどうしようかしらん?ってソワソワしなくても大丈夫。

ご安心ください。

奥様がしっかり優しくヒアリングしながら教えてくださります。

これは鶏肉を使って〜、フレッシュなハーブを〜。なんて丁寧に。

全部食いたくなるのよ。ほんと説明が上手。

一通り説明を受けて身を任せて注文しました。

まず出てきたのがこちら。お通しで日本で言うところのピクルスだそうです。

レモングラスが効いててさっぱり仕上がっております。

しっかり味はついてるけど野菜はシャキッとしてる。

漬け込みすぎるとふにゃふにゃになるし浅いと味が薄くなる。

ピクルスとかの浅漬けの料理って食感を残すの難しいんですよ。

味はさっぱりであまり食べたことない味です。

これに似てる!とかいえないほど初めての味。

ちなみに毎回出るわけではなく季節によって野菜と料理も変わっていくそうなのでいつ行ってもきっと新しい味に出会えるでしょうね。

こちらが『タオカーガイ』です。

結局頼んじゃいました。説明聞いてたら食べたくなっちゃいますもん。

鶏肉をココナッツミルクに漬け込んで柔らかく仕上げて下にはココナッツミルクを使ったスープがひいてあります。

もうねぇ、チキンが好きならこれは必食よ。

というか上に乗ってるチリジャムがほんとにおいしい。

しっとり柔らかなこのチキンにほのかにピリッとするチリジャムが最高のアクセントになってる。

これがまたまたおいしいんだけど近い料理の表現のしようがないのよ。

しっとりしたミルキィなチキンが、ほのかなハーブの香りと自家製チリジャムによって

この一枚で口の中が幸せで満ち溢れていく、とでも言いましょうか。

この下にひいてあるスープがこれまたコクがあっておいしいの。

ココナッツミルクベースでサラッとしてるけどしっかり主張してくる香り。

一枚一枚をしっかり絡ませて余ったら最後はもう周りの目を気にせず飲み干しましょう。

そして本日のメイン料理『グリーンカレー』(1,500円)です。

この緑色は緑の唐辛子の色なんですって。

ひぇぇえ。。。

ちなみにご飯は「ジャスミンライス」というタイ米を使用されてまして。

細長いこのお米を少しかために炊いてグリーンカレーに合わせてあります。

ご飯は普段食べてるものとそんなに遜色ないけど細長くて面白い形してるなぁという印象。

グリーンカレーは全く添加物などを使っておらずスパイスから作り上げるというこだわりぶり。

小麦粉とかも使ってないから基本的にスープカリーです。

それにしてもこの一皿を仕上げるまで、かなり手間がかかるのはみればわかりますね。

具材がとにかく山盛りなんですよ。

これは期待値が高まっていきますねぇ。

それではカレーだけを味わってみましょうか。

ん?思ったほど辛くない。

素材が色々染み込んでて味に深みがあるのがしっかりわかります。

よかった、これなら私でも食べられs……

あ、やっぱり辛いかも。

・・・・

やっぱり辛いです!でもスプーンが止まらねぇ!!

激辛ではなく、クセになるからさとでも言いましょうか。

お水は必須なんですがなぜがヒーヒー言いながらも食べちゃうアレです。

これはからいの好きな方は絶対ハマるでしょうね。

ちょっと一旦休憩しましょうか。夏野菜代表格のナスをペロリ。

野菜自体には味はつけておらず、カレーと一緒に食べることでちょうど良い食べやすい辛味に仕上がります。

あ!さっきのチキンだ。これは嬉しいサプライズ。

やはりしっとり柔らかいのはこのカレーに入れても健在ですねぇ。

というか気がつけばご飯そっちのけでカレーばかりすすっておりました。

なんでこんなに止まらないんだろう。

汗かいちゃうくらい辛いけど美味いのよ。

ちなみに辛いのが苦手ならちゃんと押さえてから作ってくれますし、足りないなら辛さをもっと強めにして作ってくれます。

あ、ちなみに中に入ってる唐辛子は食べなくていいそうです。

と言うよりお客さんのわがままを最大限まで聞いてくれるお店の懐の深さがすごいんですよ。

メニューになくてもお子様メニューも対応してくれますし、お子様専用の椅子も用意してくれますのでお子様連れでも安心してお店にいけるのも嬉しいです。

小さなお子様にもかなり理解のある奥様と優しいシェフがしっかりフォローしてくれますよ。

量はそれなりにお腹いっぱいになってますが、シェフがまだいけるならこれも食べてくれ!と目を輝かせて進めてこられたので

『パッタイ』(1,500円)も注文してみました。これもまた謎料理です。

どうやら麺類のようですが、どんな料理なんだろうか。想像がつきませんね。

こちらが『パッタイ』です。

手前にはアーモンドが刻まれて添えてありました。

程よい塩気だ。これはいいぞ。

既に口の中はヒリヒリパーティが開催されてるのでここで一旦ドリンクを。

一旦お口の中をさっぱりさせたくて『レモングラスレモネード』(400円)を注文しました。

はぁああああ。これですこれ。

私が今最も欲しているのがこれでした。

一気に飲み干す勢いで飲んでしまっていざ改めて『パッタイ』を。

ちなみにこちら、平打ち麺のライスヌードルを使用されてて、初めての風味と食感すぎてほんとに食べてて面白いんですよね。

えっ、これは辛いんだ。おっこれは酸味が効いてるのか!

これはどうだ?これは?なんてもうとにかく好奇心が止まらなくなってくるんですよ。

お馴染みの食レポですがやっぱり表現が難しい。

何せ馴染みがある”近いあの味”が全くないのだから。

酸っぱ辛い?といえば少しは伝わるでしょうか。

麺類でこの味は今まで食べたことなさすぎてどう表現しようかかなり迷います。

もうとにかく、美味しい。

これはきっと全世界共通でそう思うはず、素材一つ一つがしっかり味が染みてて美味しいんですよ。

どれ食べてもハズレなしなんてなかなかそんな店ありませんよね。

ちなみにこれは完全に好みが分かれると思うので

まず半分ほど食べてからにしてほしいんですが

私はレモンを絞って混ぜたほうが好きでした。

このレモンの酸味と風味が加わったことで今までの味とは一変して、これまた進んじゃうのよ。

はぁ。これはもうリピしますわ。

これからは辛いもの食べたい時はここに来たいと思います。

はぁ、流石にお腹いっぱいだ。こんな幸福感に包まれたのはいつぶりだろう。

奥様のお話はスケールがとにかく大きくて面白いし、シェフはこんなにガタイが良くて絶対腕も自信たっぷりだろうに謙虚だし。

ハニカミながら一生懸命片言で説明してくれる姿はキュートだし。

すっかり意気投合したら、デザートも食べていきなよ!って進めてくれたので

じゃあ、それもいただきましょうかと注文してしもた。

流石にお腹いっぱいだけど食べられるのか心配になっちゃう。

あ、そんな心配必要なかった。

『自家製ココナッツアイスクリーム』(450円)これ、締めに絶対頼んだほうがいい。

口の中がヒリヒリしててどうしたもんでしょって時に癒してくれるから。

アーモンドとココナッツのアイスがいい感じに癒してくれます。

アイスはしっとりとココナッツの香りとミルクの風味がしてて

お腹いっぱいでも進んじゃうんですよねぇ。

もう大満足でした。

なんだろう、この実家に来たような安心感とでも言いましょうか。

お二人でされてて仲睦まじい感じやシェフの謙虚な対応だとか。

お話ししているうちにもうすっかりファンになっちゃいました。

この日もリピーターさんと思われるお客さんでいっぱいでしたがリピートしたくなるのも納得。

ぜひあなたも本格的なタイ料理を楽しんでくださいね!

ではまた明日。

AROIの店舗情報

店舗情報

【店名】  AROI

【住所】  筑後市山ノ井655−1

【電話】 050-8883-8010

【定休】 日・月曜

【インスタ】@aroi_chikugo

【営業】平日10:00〜15:00

    金土10:00〜22:00

【駐車場】駐車場有り

【支払い】現金

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