朝倉でカフェならここ。タリル珈琲の静けさと甘いスコーンに癒やされる

こんにちは、よりみちです。
今日は朝倉に行ったときのお話を。なんだか旅の途中で偶然見つけたような、そんな感覚になれる素敵なお店に出会いました。
朝倉に遊びに行った際に、おすすめなお店を募集したところ「タリル珈琲」の名前をみなさん上げられてたので今回ついに伺うことができたんですが、
行ってみたらもう納得。地元の方たちが口を揃えておすすめする理由がちゃんとありました。
控えめに言っても色んな人におすすめしたいお店でしたので早速行ってみましょう!
隠れ家感も相まって素敵なお店でした「タリル珈琲」(朝倉市)

ということでやってきたのは朝倉市頓田。
この辺りは自然が豊かで、ドライブしてるだけでも気持ちいいんですよね。
Googleマップでも場所がわからず入り込んだここの駐車場でしたが、
ちょっとした迷子もまた旅のスパイスみたいなものでして。

この小さな看板があったので駐車したら、ここはどこでも停めて良かったようでした。
「ほんとにここで合ってる…?」と不安になりながらも、看板の文字に少しホッとしたり。

この細い道を歩いていくと..

お店の扉がありましたがお店感がないというか、ここであってる…?
そんな不安を抱えながらも、ドキドキしながら扉を開けてみることに。

古いタイプの病院みたいな緑色の階段が広がってて、
レトロというか、時間が止まってるような雰囲気がまた良いんですよね。
ますます不安になりながら上がっていったんですが、

あっ、当たりのお店かもしれない
そんな予感がする素敵な廊下の先にお店があって

扉の向こうには広がってる空間があって、
自然光がふんわり入ってきて、なんとも心地いい空間でした。
席の間隔も広くて、周りを気にせずに食事が楽しめそうな感じでして。
一人時間をゆっくり過ごすには最高の場所かもしれません。

洗練された家具が並んでて、一人でふらっと入っても居心地がいいですねぇ。
この「気取らなさ」と「整った美しさ」のバランスがちょうどいいんです。
実際、一人で来られてる女性も何組かいらっしゃいました。
それぞれが自分の時間を大切に過ごしているような空気感で良きですね〜。

メニューはこちら




メニューはこんな感じで、全体的に珈琲をメインで注文しつつスイーツを合わせる感じですね。
一杯ずつ丁寧に淹れられる珈琲は、香りの立ち方からしてもう違いました。
今回は『コーヒーゼリー(1080円)』と『プティスコーン(650円)』を注文してみました。
組み合わせ的にも完璧ですよね。これは間違いないやつ。

ちなみに店内にはテイクアウトのスイーツや豆が販売されてて、
「おうちでもこの味を…」って思わず手が伸びそうになります。

食事をした後にお土産に買って帰るのもいいかもですねぇ。
ちょっとした贈り物にも喜ばれそうな雰囲気でした。
10分ほど待ってきたのがこちら。
この瞬間、店内の時間が少し止まった気がしました。

なんだこれ。芸術作品か。
器や盛り付け、色のコントラスト。どこを切り取っても美しい。
そっと置かれた瞬間に目を奪われました。
これ、もう“食べる”というより“感じる”に近いんですよね。

プティスコーンはこちら。
小ぶりなサイズ感とコロンとした形、可愛すぎて食べるのが惜しいほどでした。
サイズ感も見た目も可愛らしくて、これもいいですねぇ。
トレーの上に並んだ姿がまるで小さな物語みたいで。

それでは頂いていきましょうか。
スプーンを持つ手がちょっとワクワクしてしまいました。

上にはアイスクリームが2種類乗ってて、バニラとラムレーズンで作られてるんですが、
見た目からもう上品な香りが漂ってきます。

これが口溶け最高でして
思わず無言になるタイプのやつです。口の中でふわっと消える幸せ。
市販のバニラアイスを想像しながら食べてみると、口溶けの速さと余韻の長さが全然違うんですね。
シンプルだけど、手仕事の丁寧さがちゃんと伝わる味でした。

ラムレーズンもまた全然イメージが違うので、これはぜひ実際に食べてみてほしいですね。
香りの抜け方がすごく柔らかくて、大人の甘さって感じでした。

その下にあるシャリシャリのグラニテの部分は、ほろ苦くて珈琲の魅力がしっかり口の中に広がっていくのも癖になりますね。
スプーンを入れるたびに、心までスッと冷やされる感じがして。

バニラとラムレーズンを一口で頂くのもいいんですよ。
ふたつの味が溶け合う瞬間、ちょっとした魔法が起きます。
コーヒーと一緒に楽しむのもいいですね。
カップを持つ手が自然とゆるむ、そんな優しい時間でした。

どのタイミングで写真を撮っても映えるし、本当に考えて作り込まれてるのに、ちゃんと自然体で。
“おしゃれ”って言葉が軽く聞こえるくらい、センスの良さがにじみ出てました。
見た目もシンプルなのにしっかりおしゃれな見た目なのも本当にすごいと思いますね。
派手さはないのに、記憶に残る美しさ。これが本物なんだろうなと。

期待値を上げつつ、次はプティスコーンいってみましょうか。

まずは自家製のいちごジャムが乗ったプティスコーンから。
ジャムの色合いも可愛くて、見てるだけで心がほどけます。

おお!食感がすごい
まさかの「ザクザク」。この音だけでもご褒美みたいでした。
スコーンって口の中がパサパサになってしまって乾くイメージだったんですが、
ここのは全然違ってて、しっとりと香ばしい。驚きのバランス感でした。
どちらかというとバリッとしててザクザクな食感で、そこに優しい苺の甘みがついてきて、たまりません。
甘さ控えめで、素材の味がちゃんと主役になってる感じ。

こちらのあんバターも最高で、あんこの上品な甘みがたまりませんでした。
この一口の幸福感、ちょっと言葉にできないほどでした。
それではまた次のお店もお楽しみに。
「タリル珈琲」、静かに流れる時間を楽しみたい日にぴったりのお店でした。心の中までほっと温まります。
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『タリル珈琲』の営業情報はこちら
店名 | タリル珈琲 |
住所 | 福岡県朝倉市頓田531−2 |
電話 | 0942-65-7561 |
定休日 | 水/土曜 |
営業時間 | 12:00 -17:00 |
駐車場 | あり |
インスタ | @tarirucoffee |
支払い方法 | 現金のみ |