こんばんは、よりみちです。
「原始焼き」って聞いたことない私ですが、なんかすごそうじゃないですか。
行く前のぼくはそんな小学生みたいなイメージしかなくてどんなもんじゃいと実際に食べてみたら
これがまじ凄くて。
そこら辺の炭火焼きとは一味違う世界を一緒に体験してもらえればと思います。
魚を焼くならこの焼き方が一番美味いぞ『原始焼きととり』(八女市)

それではこちらのお店「原始焼きととり」に潜入していきますよ。
どうやらここの炭火焼きが一味違う、そんな情報をいただいたのでどう違うのかも楽しみですねぇ。

扉を開けると目の前にはカウンター、左側には半個室がありまして。
まずは右をご覧ください。
これが原始焼きの主役ですよ

「原始焼き」とは、鮮魚やお野菜をそのまま囲炉裏端でじっくりと串焼きにする日本古来から伝わる伝統的な調理法。 ガスも電気もないその昔、魚を串に刺し 魚の口を下にして炭火で焼くことで、余分な水分が飛び、魚の旨味が凝縮される焼き方のこと。

なるほど、理にかなった焼き方ってことらしいですね。
今回はもちろん原始焼き含めて色々頼んでみましょうか。

まずは「おまかせ刺盛(1,580円)」をみてください。
こんなに具沢山な刺し盛りがこの価格って他ではなかなか無いですよ。

ウヒョー!これこれぇ!
鮮魚の脂のノリ具合は絶好調ですよ。
醤油を使わずにそのままで食べても甘いんだ。

この価格の刺盛にのっけていいの?
これは大トロ?中トロかもしれませんが圧倒的に脂がのってて
脂が滴り落ちそうなほどテロテロに輝いててマッジで美味い。

全然ミョウバンの香りはしない本物のウニです。
え、こんなものまでのってるの?ってオンパレードなんよ。
大葉の裏に隠れてたり遊び心もあってこんなところにもって発見も面白くて

いくらにホタテにウニに大トロって原価大丈夫なんか。
飲食店関係者じゃない一般の人でも豪華というか贅沢なのはわかってもらえるはず。

これですよ。原始焼き。
口からポタポタと脂が落ちてて炭に当たらないので燻されないっていうこの調理法をされてるお店って500店舗くらいまわったけどみたことないんで福岡で唯一かもしれない。

『ちっごコチ鶏炭火焼き(780円)』
これを食べずにととりは語れないのよ。

若干レアに仕上げてある鶏身に柚子胡椒をのっけてももちろん美味くて
お酒のアテにうってつけなんですが

お皿の白い部分は実はお塩でして。
この塩がまた全然しょっぱくないもんなぁ。
炭火焼きの香りが引き立つこの逸品はぜひ食べてほしい。まじで箸が止まらんのよ。

待ってました!『日替わり原始焼きキンキ(1,280円)』
見ての通り表面はカリッカリになってて、置かれた瞬間ふわぁっと焼き魚のいい香りが舞うんですねぇ。

お箸を置いた瞬間衝撃を受けるはず。
パチッ
と皮が弾けて湯気と共にふわふわな身が飛び出てくるんですよ。

原始焼きすっげぇ
焼き魚って皮をパリパリに焼くのは家でもできるけども、身が引き締まりすぎて固くなりませんか。
ふわふわに仕上げたいなら火加減が難しくて皮もなんかブヨブヨというかグニュッとしてるから残す人も多いはず。

パリッとしてて身がふわふわなのは原始焼きだからですよ。
真っ直ぐ立てて真下に脂が落ちるから皮もパリッとするけど身もしっかり火が通ってるからこの食感になるってことかな。
絶対これは食べといて。まじで3匹はいけるから。

そして『だし巻き卵(650円)』ですよ
みてこれ、出汁を巻いてないんよ。浸かっとるんだわ。

出汁がまた美味いんだ
スーッと体に染み込む優しい旨みが上品ですねぇ。

どれ食べても外さないお店を見つけましたわ。。
だし巻き卵ももちろん味がしみしみで毎回居酒屋さんに行くたびにだし巻き食べてるぼくでもNo.1だと思います。

最後に焼き鳥をちょろっと摘んでいきましょか。

『豚バラ(180円)』みてよ
見ての通り脂がてらてらに輝いててたまらんですな。

これが初めて食べたんですが希少部位の数量限定『心のこり(180円)』
この一本を作るのに数匹の鶏が必要なほど本当に希少な一本なんですって。初めて食べたけどこれはゆっくり呑みながらちびちび食べたい贅沢な旨みでした。

というわけで本日は八女にある唯一の原始焼きを堪能させていただきました。
価格もリーズナブルで、なのにクオリティはどれ食べても外さない素敵なお店なのでぜひ一度行ってみてね。
店名 | 原始焼きととり |
住所 | 八女市本町東唐人町1-222-6 |
電話 | 0943-24-1680 |
定休日 | 水曜日 |
営業時間 | 18:00~24:00(23:30L.O) |
駐車場 | あり |
インスタ | @totori_official |