【おやさい健究所】和食の技をリーズナブルな価格で楽しめる居酒屋さんに行ってみた＠福岡・南区高宮

※リニューアルオープンされてます

こんにちは、よりみちです。

魚屋さんで修行し和食のお店で腕を磨いた調理師がお届けする魅力的な料理を食べてみたくないですか？

いまや既製品の食材が多々あり調理師ではなくとも料理ができる時代ですが、やはり腕のある調理師さんの料理は魅力的ですよね。

でも流石にそんなお店なんて高くて気軽に行けないです。

そんなあなたへ、リーズナブルに職人技を楽しめるお店を紹介しましょうか。

旬素材の多彩な逸品などを楽しめる『おやさい健究所』福岡市南区

さてさて、本日やってきたのは福岡市南区高宮。

何やら見覚えのあるアートが描かれるこちらの通りに目的地の『おやさい健究所』。

一階は八百屋さんをされててここでは安すぎるお野菜が売られています。

お店は2階で右側から上がっていくのですがここの八百屋さんがあまりに安すぎたので少し紹介させて下さい。

まずはこちら『あまおう小』198円。

無名のいちごではなく、あの有名なあまおうが198円で買えるなんてびっくりしました。

今現在周りのスーパーや道の駅では基本的に600円〜800円で売られることも多い中、200円で買えるなんて。

並んでいる野菜を見ていても立派な大きさで美味しそうなものばかり。

価格はどれも安くて近所にあったら毎日通いたいお店ですねぇ。

それでは改めてお店の方へいきましょうか。ちなみに入口にもメニューは置いてありますが

『お魚料理がイチオシ』なんです

お魚屋さんに長く勤めていた店主の作る魅力的な料理の数々を早速体験しに行ってみましょうか。

階段には有名な日本酒がズラっと並んでます。

お酒は飲めない私ですがなぜか日本酒の瓶が並んでる風景は好きなんですよね。

店内は全席掘り炬燵になってました

簾がかかってておろせば他の席と壁ができるのでゆっくり食事ができますね。

ゆっくりお話しするにはこういう掘り炬燵式の席はいいですよね。

デートや友人との食事でも盛り上がりそうな雰囲気が漂うこちらの席に案内されたので早速メニューを確認していきましょうか。

メニューはこちら

席に置かれたお店のおすすめメニュー表が手書きでかわいい。

お堅い店かと思ってやってきたのでこの親近感に思わず口元がにやけちゃう、このかわいいメニューですが裏面を見てみると。

要約すると「毎日の心苦しいニュースに少しでもできる事はないかと考えた結果、このメニューの料理の売り上げの一部を寄付します」とのこと。

今現在は売り上げの一部寄付になってますが3月は全て寄付していたというから驚きです。

皆さんもご存知の通り今現在、飲食店の売上がどこも厳しい中このような活動をするのはきっと大変でしょう。

こうなりゃ、私もその活動に協力しようじゃありませんか。

とはいえただ沢山食べるだけなんですけども。

プルプルのりんご酒や梅酒ってなんだろう。

お酒が飲めるなら絶対頼むのになぁ。誰か飲んだ方がいたら感想を聞かせてほしいです。

店主にオススメされたので『胡麻サバ入り刺身盛り合わせ』を注文。

健究所サラダがサラダの中でもオススメらしいのでこれも食べとこ。

海鮮丼もありました。これだけ頼んでもいいかもしれませんね。

オススメのメニューに載ってた鯖の混ぜ飯を注文したのでご飯ものはよし、あとは飯蛸の唐揚げを注文。

さてさてどんなものが出てくるのか楽しみですねぇ。

これがお通しだと。。

さて、最初にやってきたのはお通し2種。

二人で伺ったのですが別々のお通しを出してくれるお店は期待値が高い法則(よりみち調べ）により一気にテンションが上がります。

どちらも洗練されたお通しがやってきました。

なんか丁寧なお通しが出てくると嬉しくなりませんか。

ポテサラとか枝豆だしとけみたいなことされたらガッカリしますもんね。

まずはこちら、ホタルイカとスナップエンドウ。

さっぱりしてて食べやすいなぁ。これは最初のお酒のアテにいいですね。

肉味噌を乗っけて食べるしまらっきょもポリポリ進んじゃいますなぁ。

居酒屋さんにいく時料理にそこまで期待していく方は少ないかもしれませんが、『おやさい健究所』は違いますぞ。

これを見たらきっと衝撃を受けるでしょう。

めっちゃ綺麗じゃないですか？

ピンク色が綺麗な見た目ですが、桜の花びらをドレッシングにされており味の予想が全くつきません。

このドレッシングヤッベェぞ。

これは絶対驚くはず。確かに桜の香りがするけどちゃんとドレッシングになってる。

ほどよい塩気に桜の香りが素敵な風味。野菜と一緒に食べると確かに野菜の味が一気に引き立てられます。

しかもサラダと名ばかりのレタスちぎっただけのボウルとは違い、さまざまな野菜がゴロゴロ入ってるんですよねぇ。

何が出てくるかなぁって思って食べ進めていくのがたのしい。お野菜にもこだわりがあるのが伺える丁寧な下拵えは必見です。

なんかすごいのがきた

店主が直々に持ってこられたこちらの謎の玉。

見た目が綺麗なこちらは一体なんだろうかとソワソワしていると。

なるほど、三段のお皿が重なっているようです。

キラキラしたお刺身が３種類入ってますねぇ。鮮度が高いお魚は輝きが違いますなぁ。

続きまして２段目を。。

こういうギミックのあるお皿ってめっちゃワクワクしますよねぇ。

２段目がこちら。個人的には左側の『アナゴのお刺身』に結構衝撃を受けました。

アナゴって普通湯引きするか少し火を通すかして臭みを飛ばさないと食べられたもんじゃないという偏見があったので刺身で出てきた時は衝撃でした。

そしてそして。。期待を込めて３段目へ。

３段目が胡麻さばでした。

見てわかる通りの黒胡麻を使われた胡麻ダレは初めて見ました。

それではメインのこちらを楽しんでいきましょうか。

これはもう眺めてるだけでも幸せな光景ですねぇ。

これが衝撃のうまさなんよ。

白胡麻のタレなら食べたことあったんですが黒胡麻の方が美味しいまであるぞ。

なんで他のお店は黒胡麻を使わないのか疑問を抱いてしまうほどうますぎる。

もう、この一口だけでも味わってほしい。

想像通りの幸せの一口ですよ。こんな贅沢を噛み締めてもいいんだろうかという幸福感が一気に広がります。

お刺身はもちろんどれも新鮮で美味しいけど、一つ一つに丁寧に下処理されてたり工夫を凝らした切り方や提供の仕方を見ていると本当に真剣に修行されてきたのがわかります。

この一切れの向こう側に血の滲む努力が見えますもん。

飯蛸の唐揚げがやってきましたね。ここで飯蛸がくるのもタイミングが良いですね。

お客さんの食べるペースを伺いながら調理されてるんだと思いますが出てくるペースが本当に秀逸なんですよ。

ぱっと見た感じイイダコは姿上げかと思ったら綺麗に盛り付けられてるだけでちゃんと食べやすいようにカットされてました。

姿に見えるように盛り付けはしてますがこの配慮は欠かさない感じがたまらんですね。

なんかやってきたんだが。

もうこの見た目がインパクト強すぎて。

鯖の混ぜ飯用の出汁が入ってました。

なるほど、ひつまぶしみたいな感じで締めはお茶漬けで食べていくってことね。

中にはたっぷりの出汁が入ってました。

そのまま食べてももちろん美味しいんですが。

これをお茶漬けにしたらそりゃあもう〆にはぴったりですたいね。

この口から出てくるの可愛くて好き。

シュールな笑いが大好物な私にはツボすぎてずっと笑ってました。

なんだろう、このホッとする味。

お魚の出汁の香りが一気に広がる感じはお酒を飲んだあとなら尚更体に染み渡るでしょうねぇ。

居酒屋さんでここまで料理が美味しいところってそんなにないと思う。

何かしらこれは微妙だなって思うことあるのにここは全部うまいんだもの。

南区で美味しい料理を食べたいときはここで決まりですぞ。

団体さんも小規模なら対応できると思うので電話で相談してみてくださいね。

おやさい健究所の店舗情報