久留米にOpenした瓦そばが食べられるTHE居酒屋に行ってきたよー

今回は久留米市太郎原に今年7月Openした【THE居酒屋】さんをご紹介します
お店の場所は久留米の繁華街より少し離れた場所、太郎原ですが看板が大きく出てるので
迷ったりすることはないでしょう
店舗の外観

よくお店を探すとき、ここ何屋さんだろう?って
思うことがありますがここは間違いなく居酒屋さんですね
この看板から漂うユーモアあふれるセンス。嫌いじゃないなぁ。
早速中へ入っていきましょう

今日もちかっぱ元気に営業中の文字
こういう手作りな感じが個人店の良さですよね
人の温もりを感じます
ここのお店のインスタはユニークさが溢れてて個人的には大好きです
お店の内装

想像よりも遥かに広かった
カウンター席にテーブル席、座敷も用意されてます
お子様づれでも安心して食事ができるようにキッズスペースも完備。

座敷に上がってご家族や会社の方とお話に盛り上がるのも良いでしょうね
そろそろ団体さんのお客さんもいろんなお店で見かけるようになったので
今後は座敷の需要も高まっていくでしょう

さて、私はカウンターの特等席へ座って待つとします
こういう時端っこではなくど真ん中に座るのがよりみち流。
お客さんが増えてきたらそっと端っこに移動しますけどね。

さて、メニューを見ていきましょうか
とは言っても今日は瓦そば一択なんですけどね

居酒屋さんのランチって少しワクワクしませんか
普段は夜しかやってなかったお店がランチを始めてくれてたりして
そこにはきっといろんな試行錯誤があって
それが随所にある感じ。たまりませんよね

これですよ
今日のお目当ての瓦そばです
というか、わざわざ瓦の上に乗せる意味あるの?
結局、味は一緒では……。
そもそも瓦そばってなんなんだろうって
思って少しググってみました
実はこんな経緯があったんです
フグで有名な下関ですが、ここ川棚温泉にも何か名物をつくりたいと、創業者の高瀬慎一が考えていました。そんなときに、古老から「西南戦争では薩摩軍の兵士たちが合戦の合間に瓦で肉や野草を焼いて食べていた」という話を聞き、瓦を使ってうどんや日本そばなどを試しに焼いてみたようです。そうして最終的に、現在お出ししている茶そばに行き着きました。茶そばを焼くなんて発想はどこにもなかったのですが、焼いてみるとお茶の香りが広がります。それに真っ黒な瓦の上に、緑の茶そば、黄色い錦糸卵と彩鮮やかで見た目にも美しかったんですね。
瓦そばって意外にこういう歴史があるんだって始めて知りました
しかし、瓦で焼くイメージが全く湧きません
どんな感じなんでしょうか
料理がやってきました

こ、これが瓦そばか。
めっちゃインパクトがある
というより一人で食べ切れるんだろうか
写真より実際に見てほしいボリューム感。

じゃあ早速いただいていきましょうか
この茶そばってなんだろうって方へここにウィキペディアから抜粋したものを載せておきますね
茶そばと日本そばの違いとは? 茶そばは、一般的な日本そばに抹茶を練りこんだものです。 日本そばはそば粉だけで作ると「十割そば」小麦粉を二割混ぜれば「二八そば」など割合で呼ばれます。 小麦粉をつなぎに使うことで、粘りが出て抹茶を混ぜても切れにくくなるんです、 茶そばは抹茶の香りが特徴。
まずはあえて茶そばなるものの味を知るべくそのまま。。

おお、確かに普通のざるそばよりもしっかりコシがあって
なおかつ底の方はパリパリ感があって食感が面白い
ほのかに抹茶の香りも堪能できますね

店長さん曰く蕎麦つゆの中にこの輪切りのレモンをお好みの枚数入れて風味を楽しむんだそうです
今回はレモンの風味で蕎麦の香りが飛びすぎないように一枚だけ入れてみましょうか

この器の状態を見てるだけでも綺麗ですよね
このまま飲みたくなるほどの見た目

お吸い物もセットで付いてきます
この寒い時期にお吸い物を飲むと思わず
幸せなため息が出ますよね

中身はどんな感じかな。。。

シンプルなお吸い物でした
よかった、味噌汁とかじゃなくて。
味が濃い汁物を飲むともう蕎麦の味がわからなくなっちゃいますからね

この蕎麦つゆ、いい。
今までの蕎麦屋さんのつゆとは大きく違って
味が濃いんですね。でも決して邪魔してこない絶妙な加減
これは箸が進みますね

この上に乗ってるお肉はそのまま食べても美味しい。
しっかり味がついてるので副菜としても楽しめそうですが
少し冒険したくなって蕎麦つゆにつけてみました

この味変がまた大成功。
これは計算され尽くした味ですね
なんか普通の炒めたお肉をポン酢とかにつけてもこうはならないってイメージ
これなら伝わるかな。
元々味がついてるお肉に追加で味を足すと失敗するじゃないですか
これはどっちで食べても美味しいんですよね

この錦糸卵ゾーンもいってみましょうか
これはまた茶そばの緑に相まって綺麗ですねぇ

茶そばをひっくり返すとパリパリになったお蕎麦が現れます
これは、、このままいくしか!
この食感がまた面白い
焼きそばでもこうはならないほどのパリパリ感。
瓦そばならではですね。。
しかもこの瓦は実は店長さんのこだわりが詰まったものでして
制作から納品まで2ヶ月もの期間をかけて開発されたんだそうです
温めるのに20分ほどかかるのですが提供して1時間はずっと熱熱なんですって。
お客さんが帰った後に触ってもまだ暖かいのは普通の鉄板焼きではあり得ないですもんね

いろんな味変が楽しめるこの瓦そば。
久留米に瓦そばって他にあるんでしょうか?
そもそも瓦そばって普通の蕎麦屋さんにもないから
きっと稀なんでしょうね。貴重な体験をありがとうございました

the居酒屋の店舗情報
- 営業時間 11時30分~14時00分、17時00分~23時00分
- お店の場所 〒839-0821 福岡県久留米市太郎原町1453−8
- 電話番号 0942-436-262
- 定休日 不定休
↑お店の詳しい情報を知りたい方はこちらからどうぞ
本日の感想

人生初の瓦そばに衝撃を受けました
こんな贅沢な料理がリーズナブルに楽しめる
本当に面白いお店でした
行かれた際は店長さんとのお話もぜひお楽しみくださいね!