人気すぎる蕎麦を求めて『桃乃香』の究極の九割蕎麦をすすってきたよ＠福岡inみやま市

こんにちは、よりみちです。

みやま市から久留米に向かって進んでると、僕が必ず通る道沿いにあるのでずっと前から知ってはいたんですが

『そば茶寮桃乃香』

外観も高級そうでとても僕なんかが行けるようなお店ではないよなぁ..なんて思ってたら

これがまた庶民のお財布に優しいんだ。

ちょっと、詳しく紹介させてください。

その日の蕎麦によって割合を変える職人こだわりの一杯『そば茶寮桃乃香』（みやま市）

それでは改めまして、本日はみやま市瀬高町にある『そば茶寮桃乃香』にやって来ました。

この近辺でそもそもお蕎麦屋さんがないので

「あー、蕎麦食べたいなぁ」

なんてセンチメンタルジャーニーな皆様に寄り添うお店として地元の皆様から愛されてるお店なんですって。

あ、やっぱり高級なお店に欠かせないでっかい鯉も居らっしゃる。

はい緊張。おじゃましまっす。

でも店内は野球選手のサインやお土産物なども並んでたり

ちょっとついでに買って帰りましょか、と思わずなっちゃうラインナップが揃ってます。

基本の食事どころは左手にあるフロアで食事になりますが

個室もありますのでご家族でゆっくり食事をしたい時はこちらが良いかも。

もちろん、人気なので個室は予約必須です。

あ、確かに思ったよりお安い。

『せいろ蕎麦(950円)』とかも良いなぁ。

でもせっかくなので、やっぱり良いもの食べたいじゃないですか。

今回は『さざんか御膳(1,800円)』いっちゃいましょう。

ふぁー！こりゃ豪華だ。

なんか見てるだけでテンション上がるなぁ。

サラダのドレッシングもなんか健康に良さそうな感じがするし

高野豆腐なんて久しぶりに食べたなぁ。。

筍の煮物を美味しく感じるようになったら大人でしょ。

僕はすっかり大人になったようです。おかわりしたい。

これがまた面白い。

そばの味噌田楽にアーモンドが添えてあるのよ。

こんな組み合わせアリなのか？

アリでした。

もちぃっとした田楽の優しい暖かさと、味噌を少し炙った香ばしい感じも良いよねぇ。

さぁ、いよいよメインのお蕎麦ですよ。

昔は十割そばで提供されてましたが、長年の研究により毎日手打ちで作られる際に9.2〜9.5割に調整してより美味しい蕎麦を提供されてるんですって。

まずは何もつけずにすすりますね。

やっぱり本格蕎麦はここからだなぁ。

しっかりそばの香りを堪能してからツユにつけましょうね。

ツユにつけるのは麺先４割。

そんな名言を昔聞いてて実践してますが確かにこれが一番美味しく感じるかも。

あ、僕はそば通(自称)なので

塩でお蕎麦を食べたいのです。

ぱらぱらり。

これがそばの香りをいい具合にしてくれるんだよなぁ。

最後の締めはこれでいいなぁ。

お蕎麦のカリントウもポリポリ進んじゃう。

あ、良いお蕎麦屋さんで出てくる「初心者が戸惑うお作法」で有名な『蕎麦湯』の登場です。

あまり馴染みがない方もいらっしゃると思うのでバリウマな蕎麦湯の割合をお伝えしましょうか。

これってどれだけ入れたらいいかわからないですもんね〜。

ツユと蕎麦湯の黄金率ってどんなもんなのか、15年料理人をしてきた私が声を大にしてコツを教えますから

よく聞いてくださいよ。

好みによる。

はい、これに尽きます。あ、わさびは絶対溶いたりしちゃだめよ。

そこだけ気をつけてれば、ゆっくり蕎麦湯を入れて半分でまず飲んで、

濃いな。ﾄッﾄｯﾄｯ。ｽﾞｽﾞｯ。お、これこれ。ふぃ〜。

これですよ、大人の作法ですがあくまで好みなので自己満足でいいと思います、自分の黄金律に出会えますように。

僕が興奮したのはこっち。いやどっちも。

『鴨南蛮蕎麦(2,000円)』

ちょっとこれはお高いですよ。ええ。

満足度はそれに比例しますからご安心ください。

うんまぁ！ソバァ！

お出汁がほんっっっとうにいいお仕事してるんだ。

鴨肉は多分今日入れすぎてる。

ネギの下やお蕎麦の下から無限に出てくるもん。

いや、もしかして標準なのか？もしそうならとんでもない大盤振る舞いじゃないか。

ネギはとろとろ。とろとろなのです。

鴨南蛮蕎麦のこの組み合わせを考えた人すごいよなぁ。

いやぁ、何よりこの出汁ですよ。

そのままでも、もちろん美味しいのは大前提で聞いてくださいね。

わかりやすいように小皿でお見せしますが、黄色の柚子胡椒を溶いてみて？

この鴨南蛮出汁に一気に爽やかな風が吹き抜けていきます〜

飲み終えた後の鼻から抜けてく爽やかなゆずの香りが上品ですねぇ。。

多分、僕の知る限りお蕎麦屋さんでこれを出してるのはここだけなはず。

『みどりのラー油』

通常のラー油と違うのはハラペーニョ粉末が入ってたり、かぐら南蛮の粉末が使われてるそうなんですけど。

青色なのは青唐辛子の色です。

これは使用する際は注意が必要ですね。

美味しいけどせっかくの出汁が少し辛さに負けるので後半や締めで入れるのがいいかも。

味変にはぴったりでどんどん進みます。

はい、お待たせしました山椒です。

なんでこんなにお蕎麦に合うんでしょうね。

僕はお蕎麦を食べるお供に必ず添えててほしい調味料ナンバーワンですから。

この器も結構大きいけどぺろっと頂きました。ごちそうさまでした。

ちなみに食後のデザートが選べます。

今回は『蕎麦茶アイス』と『そばプリン』を選んでみました。

『そばプリン』がこちら。

そこに何やら沈んでますね。

蕎麦の実もコロコロ入ってて

パキッと噛んだ瞬間に風味が広がりますね。

そば粉もしっかり堪能してくださいね。

ここでしか食べられませんから。大人のスイーツを堪能してほしい。

口当たりもまろやかで口溶けも最高ですよ。

食後はさっぱりしめたいならこっちの『そば茶のアイス』でしょう。

蕎麦茶を使ったアイスで、甘さを少しだけ控えめに仕上がってるそうですが..

あっ、これすき。

締めで食べるなら僕はこっちかな。女性はプリン派も多そうですが男性はこっちがいいんじゃないかな。

ぜひ一緒に行くパートナーと食べ比べしてみるのもいいかもですね、ではまた。