『うどんの不動庵 』コシがあるぶっかけうどんや天ぷらが美味すぎる名店＠福岡・うきは市

こんにちは、よりみちです。

噂によると、うますぎるうどんの名店があると聞きつけて今日はうきは市へやってきました。

普段は圧倒的蕎麦派の私がこの店だけはうどん派になってしまった。そんな魅力的なうどんを紹介させていただきます。

うどん不動庵（ふどうあん）場所（福岡県うきは市浮羽町流川543）

お店には大きな駐車場があるので駐車するのは全く問題ないかと思いきやオープンしてすぐに埋まってしまいました。

そんな人気すぎる不動庵の秘密を探るべく今日は朝イチからやってきた次第であります。

最近うきは市ばかり特集するやんけ！そう思ったあなた。正解です。

うきはが最近魅力が益々増してるのです

早速お店の方へ向かってみましょう。この駐車場の上が不動庵の店舗になります。

すっかり気温も高くなり春の陽気を感じますね。

この穏やかな春の陽気にすっかり胸も高まる中やってきたのがうどんの名店『不動庵』。

「ここのうどんは一度食べたらもう他じゃ食べられないんですよ」と知人から教えてもらったんですが他の人に聞いても「あー、あの店ね！」って言われるほど認知度は抜群です。

庭園はまさにちょっとお高い日本料理屋さんの佇まい。少し入るのに緊張してしまいそうな雰囲気がありますね。

建物は純和風な昔ながらの日本家屋です。ここでは待ち時間にゆっくり縁側で待つこともできるのでゆっくり時間を忘れて日向ぼっこでもして待ちましょう。

この優雅で贅沢な経験はなかなかできませんからねぇ。

では早速中に入ってみましょうか。

めっちゃ緊張します。どんだけ高いうどんが出てくるんだろうか。

席は広間にカウンター、テーブル席もあり

本日は特別に予約をさせていただきましたが普段は来店したら名前を書いて呼ばれるのを待つシステムになってます。

なので早めにお店に行かれるのをお勧めします。見ての通り早い時間でも既に満席の状態でした。

でもうどん屋さんに限らず麺類のお店は回転率もいいのでそこまで待たずに入ることができますよ。

メニューはこちら

メニューを見てまず驚いたのが、価格が安すぎること。

料理の盛り付けなどの内容はあらかじめ復習してきたので見た目や内容を知ってるから余計にそう思ったんですが

めっちゃ安くないですか？

今回はぶっかけうどんだけを食べようと思ってましたが不動庵盛も追加で注文させて頂きました。

ここのうどんは盛り付けも味も他とは全く違うんですよ。

料理がやってきました

こちらが不動庵盛（690円）とぶっかけうどん（570円）です。

まず見てほしいのがこのうどんの盛り付け。

えっ、これほんとに570円なの！？と思わずメニューと料理を二度見してしまうほどの完成度。

正直博多とか東京で出すならこれだけで1800円と言われても納得してしまいそうなほど美しい。

それでは早速付属のタレをゆっくり回しかけて混ぜていきましょうか。

この際にレモンと大葉に乗った生姜とニンニクは別のお皿や縁の方に退けてから混ぜてくださいね。

レモンは最後の締めに搾りかけるとこのうどんの魅力がぎゅっと引き締まるのでお楽しみは取っておきましょう。

そりゃ！勢いよく混ぜていくぅ！

混ぜ終わったらそのままの勢いで啜っていきましょう。

うんめぇええ！なんだこれ！

このうどんはまるでアルデンテのようなしっかりとした歯応えを感じますが、それと同時にしっとりとした喉越しで一気にかきこみたくなるほど食べやすいんです。

なんだろう、茹でが足りないうどんはただ硬いだけですが、このうどんはモチモチ感はあるのに噛み切る時しっかり弾力を感じるんですよねぇ。

不動庵盛（690円）の付属の大根おろしも最初から混ぜておきましょう。

この天ぷら達も本当に最高の仕上がりになってます。

もうどれを食べても美味しいんだろうなってラインナップでしょ。

内容は大葉・ちくわ・半熟卵・とり天一枚・海老一尾となっております。

まずは大葉から。大葉はサクッと食べたいので付けるのは先っぽだけ。

大葉って天ぷらにすると少し風味が飛ぶんですがこれはしっかり口に入れたら香りがふわぁっと広がるんです。

個人的にはこの天ぷら達は全部塩で食べたかった。それほどシンプルに全部美味しかったのです。

もちろんこの天つゆの味も文句なしです。大根おろしを溶かして食べるスタイルもよき。

海老も中身はガッツリ火を通すわけではなく少しだけプリッとした食感が残ってました。

これはお客さん側になると忘れがちなんですが提供する側の目線で言うとうどんと天ぷらを同時に仕上げて提供するのって難しいんですよね。

天ぷらは揚げたてがもちろん一番美味しいのですがうどんが仕上がってないとどんどん冷めていくじゃないですか。

ここの天ぷら、熱いんですよ。

それでいて一番驚いたのがこの白い卵の天ぷら。

卵の天ぷらってなんだ？これは一体なんだ？と疑問しかなかったんですが。

試しに半分に割ってみると。

めっちゃ半熟卵でした。白身は熱いのに不思議な感じ。どうやってこれを作ってるのか教えてほしい。

火が通り過ぎないように絶妙なタイミングで油から上げてるんでしょうね。

これは今までいったうどん屋さんでも蕎麦屋さんでも食べたことないので初めての感覚でした。

うどんも最後の二口くらいになってしまいまして、少し寂しいような気持ちもありつつスタッフの方の説明通りレモンを絞ってみましょうか。

うどんにレモン？なんだいそりゃ？

そんな思いを今胸に抱いた方が少なからずいると思います。

これ、きっと市販のうどんにかけても大事故が起きそうな予感しかしませんがこのぶっかけうどんはここまでしっかり計算され尽くした上に成り立ってたんだとこの時感動することになるでしょう。

うどんにレモン、この感動をどうかあなたも実際食べて感じてほしいです。

絶対あなたのうどんの常識が覆ります。

ではまた。

不動庵の店舗情報